1961-03-29 第38回国会 参議院 予算委員会第三分科会 第3号
そうしてこれは建設大臣としては、その程度しか自分の所管の中では説明できないかもしれないけれども、ほんとうに所得倍増計画でいったら、私の言っておるのは、早期経済効果を期待するということ、従ってこれは重点的に既成の工業地帯、これに対するところの整備を重点的にやるんだ、そうしなければ今建設大臣が言っておるように、それによって経済成長を生み、そうして後進地域にその種の事業を伸ばしていくという考え方にもならないわけなんですよ
そうしてこれは建設大臣としては、その程度しか自分の所管の中では説明できないかもしれないけれども、ほんとうに所得倍増計画でいったら、私の言っておるのは、早期経済効果を期待するということ、従ってこれは重点的に既成の工業地帯、これに対するところの整備を重点的にやるんだ、そうしなければ今建設大臣が言っておるように、それによって経済成長を生み、そうして後進地域にその種の事業を伸ばしていくという考え方にもならないわけなんですよ
○田中一君 現在ありますところの四つの特別会計の事業を見ましても、これはことごとくいわゆる経済原則と言いますか、早期経済効果というものをねらっていることは明らかなんです。そうしてこれらのものは必ず資本主義経済と申しますか、現在の繁栄している経済に結びついている政策ばかりであるということが指摘されるのでございます。むろん港湾にいたしましても、すべてのものがそこに基盤をなしているということが言える。
その点こうした意味の公共事業的な国民的な、しいていえば、むろん早期経済効果というものは求められないでも、一年後、二年後、三年後、逐次増大する経済効果というものを考えられておる現在のあなたの方の事業なんです。そこで、その半面大蔵省は実質的には仕事に関係ないのだということをくどくど言っております。
御承知のように、国土総合開発というものは、むろん個々においては十九の特定地域というものを指定して、個々に早期開発、早期経済効果を上げようという意欲がほの見えております。